「猫と人間」
コーナーの端っこのたった2フレームながら、多くの参観者が熱心にご覧になっていたのが、リバイバル後輩・"猫次郎"くんの作品「猫と人間」。最後の競争展示がなんと12年前(JUNEX'96)!ですから、本当に久しぶりの復活となりました。
この"猫次郎"くん、この10年、サマーペックスのお手伝い等には欠かさず来てくれていたものの、収集自体は事実上、長らく途切れてしまっていました。JPSオークションでハンマーをたまに手伝ってくれているので、顔を見た方もいらっしゃるのでは。ちなみに、彼が私のことを"DOCTOR"と呼び始めた張本人でもあります。
前回の展示が1フレーム12リーフ時代だったこともあり、本人が決心して、今回は大幅作り直しをすることに。元々、1段(4リーフ)1章で、がっちりストーリーが出来上がっているテーマティク作品なので、たかが8リーフ増やすといっても大ごと、どの章をふくらますのか、は相当に微妙な調整です。
今回は非競争展示でしたが、いつでも競争展に参戦できるようにと、テーマのルールは時間をかけて説明しました。たとえば、「テーマ部門の郵趣知識=材料のバラエティの豊富さ」ですから、切手単片だけでなく、小型シート、カバー、マキシマムカード、消印、メータースタンプ等、どれだけ幅広い地域から幅広い材料を入れられるかがポイントとなる、などなど。
幸い、この"猫"くん、最近縁あって、アルバム数十冊の猫切手コレクションを一括購入していましたので、そこからバランスよく選んでいけました。一方、テーマ作品ということで猫が直接描かれていない切手もたくさん必要になります。その買い物にお付き合いしたり、リーフを見てあげたり。ついに最後の晩の作業は朝まで突貫工事・・こちらも学生時代のようには身体が言うことを聞きませんが、彼が中高生の頃を懐かしく思い出しました。でも久しぶりにテーマの指導をすると、こちらもいい「頭の体操」になりましたね。次は3フレに伸ばし、成人の全国展に挑戦していただくとしましょう。
集友に誘われて参観されたある非収集家の女性は、今回、会場で「猫と人間」を見て感動し、切手収集を始めたとか。また、他の私の後輩たちにもだいぶ刺激になったようです。いやはや、うれしいことです。
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